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いまさら人に聞けない香港の日本占領時代の歴史

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Photo credit:https://zh.wikipedia.org/wiki/

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先日、香港次どこパンダさんの記事に触発されて香港歴史博物館へ行ってきました。

改めて『香港』と言う国の歴史にとても興味を持ったため、色々と香港の歴史についてブログで書こうと思っていたのだけれど。

まーなんせ筆が進まない進まない。

どうやら私は愚痴やら文句やらの記事はスラスラ書けるんだけど、歴史とか観光とかきちっとした客観的な事を文章化するのが非常に苦手なんです。

本当は、香港の歴史をゼロから紹介したかったのだけれど、早々にあきらめました。

ちょっと内容に自信ないので、あまりいじめないでくださいね?(笑

 

なぜ日本占領時代をクローズアップしたか

香港という場所自体は紀元前から人が住んでいて、ランタオ島には遺跡があったりする非常に歴史の長い国ですが、何故ピンポイントで日本占領時代なんてナーバスになりそうなネタから扱うのか?

理由としては、このブログを読んで頂いている方は9割くらいは日本人なので、一番日本が香港に影響を及ぼしていた時期の方が興味があるかな?と思っての事です。

私個人の戦争観と言うものは特に持ち合わせておらず、肯定する気ももちろん無いです。

そして、香港に興味のある・香港と関わりのある日本人なら、過去の日本が香港へ及ぼした影響や歴史を知っておく事は大切かなと思います。

 

 

日本占領期の香港概略

詳しい情報については、Wikipediaとかにデータはあるので、興味があれば後で読んでみてください。

ここでは、簡単にご紹介します。(私の説明能力の限界を超えている)

 

時期

1941年12月25日~1945年8月末(終戦後)
香港を統治していたイギリス軍の降伏により、クリスマスに香港は日本の軍政下に入る。

この日を【ブラッククリスマス】と呼び、日本占領期間の3年8カ月を香港では「三年八個月」と呼んでいるそうです。

余談ではありますが、日本軍は香港占領地総督部をHSBC本店ビルに、香港軍政庁をペニンシュラホテルに設置したそうです。

それを知った上で訪れるペニンシュラホテルは一味違った見え方がします。本当に、色々な歴史をくぐりぬけてきたホテルなんだなぁ~と。

 

 

占領期における日本軍の政策

 

地名の日本語化

ネイザンロード(彌敦道)=香取通り
アバディーン(香港仔)=元香港  などなど

一言で言うと、ダサい。

 

軍票の発行

軍用手票と呼ばれる占領統治された地での軍が発行する疑似紙幣のようなもの。

一応、お金の替わりだけれど、基本的には占領統治した土地の物品の略奪に近い。香港でも、日本軍が軍票を大量に発行した事でインフレを起こしたとの事。

 

公用語に日本語を追加、英語の排除

イギリス占領下に公用語として使われていた英語を廃止し、日本語の教育を指導した。広東語と日本語を公用語として推進したが、あまりうまくはいってなかったようだ。

 

 

占領期の香港に対する影響・被害

大半の物資を中国本土や諸外国からの輸入に依存していた香港では、日本占領時期にはオーストラリア等との交易がストップし、中国からの輸入も激減。

経済的にも大打撃だったが、何よりも食糧の調達に苦しむ結果になり、深刻な食糧不足から餓死者を出すに至る。

その他、占領期間中の抗日活動により、多くの犠牲者を出している。抗日活動には、中国国民党からの支援や、イギリス、連合国軍の支援もあったとの事。

基本的に、日本統治は全く香港時に受け入れられていない事がうかがえる。

 

 

各国のWikipediaの内容の違い

個人的に印象深いのは、日本語や英語のWikipediaの内容と、中国語のWikipediaの内容が異なっている事。

中国語のWikipediaの方が、日本占領期に日本軍が行った虐殺や事件などについて非常に詳しく書いてある。日本語版や英語版で、それらが翻訳されていないのは何故か?

ソースが不明確だからなのか、ただ翻訳したくないだけなのか。私自身中国語は読めないが、ざっと見る限りかなり残酷な事も書いてある。

内容が違うという事は、香港人と日本人では、占領期に対する認識も違うという事。

どれが真実かどうかは置いておいても、その認識の違いが生じている事については、良く理解しておく必要があると思う。

 

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香港は親日?反日?

こういう話題も良く目にするんだけど、個人的には親日だ反日だと国ごとでカテゴライズする事自体が馬鹿らしいと思っている。

国対国と、個人対個人では問題も違うだろうし、結局個人対個人のコミュニケーションでは、合う人・合わない人レベルでしかないだろう。

仲良く出来る人もいるし、仲良くしにくい人もいる。それだけ。

ましてや、香港のように世界中から色々な人々が集まる国際都市においては、日本人だからといって無条件に好いたり嫌ったりするような風習は無いと感じる。

そして、そこが香港の居心地の良さかなと最近は思っています。

 

蛇足だけど、日系企業で香港人に日本人ルールを押しつけるとみんなキレる。それだけは間違いない。

(この数カ月で、何回 No meaning ! とか Waste of time !! とか 黐線!! とか diu2~!! と言われたことか・・・・しんどい)

 

 

まとめ

なんだか非常にまとまりのない文章になってしまいました。今回私が言いたかったのは下記3つです

  • 香港が好き、香港に住んでる日本人なら、日本と香港の歴史を最低限は知っておいたほうがいい。
  • 国によって、人によって、言語によって得る事の出来る情報が違う→認識の相違があるという事を理解しておいた方がいい。
  • 上記2点を理解した上で、国や文化の垣根を越えて【人と人とのコミュニケーション】を大切にしたいですね、という事。

個人的な政治観を主張する気はないが、今香港で起きているデモや、対中国本土への感情についても同様の事が言えると思う。

香港人の全員が盛り上がっているわけでもなく、冷めた目で見ている人もいる。

やはり、どの国に行っても政治と宗教の話は気軽に話題にするものではないな・・・・と思う今日この頃です。

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てすと

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